Duck Family 0716F⚠次々に捕食される雛【閲覧注意】母とも出会えず生き残った1羽が奇跡の雛混ぜ成功
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この動画も、撮影データをほぼそのまま使用した未編集の観察記録としてお届けします。生き物たちの、ありのままの姿をぜひじっくりとご覧ください。
カモの記号(Duck Family Code)について
動画で登場する「Of2-45」のような記号は、カモの親子を識別するために私が独自に使用しているコードです。
O: お母さんガモの識別記号
2: ヒナの数
45: 撮影日時点でのヒナの生後日数
したがって、「Of2-45」は「2025年生まれ、生後45日のヒナが2羽いるO組のお母さんガモの家族」という意味になります。
カルガモの世界:命の厳しさと共生の可能性
自然界では、幼い命が常に危険に晒されています。捕食者との遭遇は避けられない現実であり、時には予期せぬ場所で捕食が行われることもあります。そのような厳しい環境の中で、はぐれてしまったヒナが他の親子に受け入れられ、共に生活する「ヒナ混ぜ」は、生命のたくましさと共生の可能性を示す感動的な現象です。親カモはヒナを守るため、常に警戒し、時に大胆な行動をとります。
2025年7月16日の記録:それぞれの家族が織りなす物語
この日は雨の中、カモのグループが2つ見られました。
Af若(生後68日目):巣立ちの時
Af組の若カモが確認されました。生後68日目となり、もう巣立っていったようで、13羽全てが揃うことはありませんでした。隣の他のカモが混じったグループにもAf若がいるようでした。
キf7(生後5日目):波乱の一日
母なしヒナの発見: 小さなヒナ4羽が母のいない状態で発見されました。キf7のヒナと思われ、置き去り中と考えられました。いつもの寝床エリアに留まっていたため、母が戻ってくるのを待つことにしました。
見失う: ヒナが茂みに入り、見失ってしまいました。その後、1羽が孤立しているのを発見。増水で水没する岩の近くでした。3羽はまた上のエリアに戻っていました。小さすぎて見失ってしまう場面が続きました。
Of母との遭遇: Of2-45の親子が来ると、キf迷子3羽はうまく隠れたようでした。迷子4羽は1羽と3羽に分かれ、見失ってしまいました。母が戻る様子はなく、置き去りになってしまったようでした。
Of母を母と間違える!: 迷子のヒナ1羽が戻ってきて、キf迷子3羽のいる茂みに向かいました。そして、キfのヒナがOf母カモを自分の母と間違えて追いかけるという、コミカルで心温まる場面が見られました。強い攻撃はされず、最後はOfの子に追い払われました。そのまま迷子の4羽が再会し、再び下の茂みへ移動しました。このエリアをぐるぐるしていることから、晴れたら母が戻るだろうという安心感がありました。
閲覧注意⚠ ヒナが捕食される: Yf3-43の親子と遭遇した際、迷子ヒナが2羽になっているのが確認されました。そして、ヒナが魚に捕食されるという衝撃的な場面がありました。突然の出来事で、安全と思っていた場所(砂浜だった場所)で何が起こったか一瞬分かりませんでした。直後、下からヒナの鳴き声が聞こえ、この時ヒナは下に1羽、上に2羽という状況でした。捕食された場所に、上の迷子2羽が来たときは、通るのが怖いと感じました。下からもヒナが来て、兄弟が合流し、3羽になってしまいました。数分後、再びヒナが捕食された場所に来てしまいました。さらに閲覧注意の出来事が起こり、ヒナが再び捕食されるという衝撃的な瞬間がありました。逃げた先で他のカモと衝突する様子も。続けて、Of2も接近し、さらに別のカモが1羽来ました。迷子ヒナは残り2羽となり、再び捕食された場所に来ており、怖さを感じました。
親子のすれ違い: 残り1羽になった迷子のヒナを発見し、もう1羽を探すと、キf母が3羽のヒナを連れているのを発見!迷子のヒナと近い場所にいましたが、お互いに気づかず、母カモは下へ移動してしまいました。迷子のヒナも下りかけましたが、Of2が来て足止めされ、直ぐ側にいたのに合流できない辛い状況でした。目立つ場所で待つヒナに対し、母たちが見当たらず、キf母は下の茂みにいるはずなのに、迷子は母の気配を感じたのか川中に出るような行動をとりました。アオサギが来てヒナは逃げました。キf母が見えるのに、お互い気付けない状況が続きました。数分間の豪雨でアオサギの首が見えなくなり、キf母も見失ってしまいました。キf迷子1羽がOf2に接近しました。
奇跡のヒナ混ぜ成功!: ケf2-5の親子を発見。最初は動画では分かりにくいかもしれませんが、実際には長い間待って諦めかけた時でした。ケf2の先にキf迷子1羽とOf2がいる状況で、迷子のヒナは必死に逃げました。しかし、ケf2をやり過ごす際、迷子のヒナはケf母を母と勘違いしかけているようでした。そして、奇跡の瞬間!ヒナ混ぜに成功しました!!ヒナのサイズも似ていて区別がつかないほどでした。この混ざる前の逃げる仕草からの一連の流れを記録できたことに、一気に気力が回復しました。
堰へ向かいましたが、まさかのケf母が登れずに撤退しました。
ケf2が変なルートを通る珍しいパターンも見られました。
迷路のような場所で母とヒナが逸れる場面もありましたが、最後は合流できました。
ケf3は、ヒナ混ぜを疑う母カモの仕草がありましたが、うまく混ざれているように見えました。
Yf3(生後43日目):神出鬼没と田んぼへの移動
Yf3の親子を久々に発見しました。神出鬼没な親子で、恐らく田んぼで暮らしているようでした。珍しい状況で、田んぼに登ろうとしたようですが、なぜか登りませんでした。支流から降りてきたYf3は、階段を登って田んぼへ移動していきました。やはり田んぼ組であると証明でき、良かったです。
Ef6(生後59日目):旅立ちの時
まさかのEf6の親子が下流に降りてきました。池で最初に生まれた組で、最近の下流ラッシュでもう会えないかと思っていたので、嬉しい気持ちもありましたが、状況が心配でした。Ef6がアオサギを追い払う姿が見られました。迷子2羽の近くでOf2とEf6が喧嘩する場面も。Ef6は迷ったように泳いでおり、雨がやんで堰を登るかと思いましたが、ぐるぐる迷っているようでした。徐々に下っていきました。下っていくEf6を眺めながら、池の引っ越しから見守った親子との別れを感じ、感慨深いものがありました。
Tf8(生後40日目):下流へ
Tf8の親子が寝ているのが確認されました。その後、Tf8が下流に降りてきました。Tf組が下流に来るのは初めてのはずでした。Tf母は以前攻撃的で、迷子ヒナ1羽がいる状況で心配でしたが、この後Tf母に襲われるもダッシュで逃げられました。Tf8は起きて堰を登るかと思いましたが、そのまま茂みへ移動しました。
Uf1(生後36日目):水門下の挑戦
Uf1の親子がまさかの水門下に来ていました。水門を登ろうとしましたが、登り方が分からなかったようでした。難所の最初の小段差は楽勝でした。晴れてきましたが、この後また大雨が降りました。
ケf2(生後5日目):新たな親子の登場
支流からケf2という新しい親子を発見しました。母カモの羽は濡れていて分かりにくかったですが、増水中もずっとこの辺りを見ていたので、クfの可能性は低いようでした。茂みに入ってなかなか出てこず、撮影は困難でした。動画ではそう見えませんが、実際には長時間待って諦めかけたところで出てきてくれました。
コf3(生後2日目):さらなる新組と置き去り
帰る途中、さらに小さいヒナ3羽を連れた新しい親子を発見!コf3-2と名付けました。喜びよりも「キツイ」という感情が先行しましたが、撮影せざるを得ませんでした。小さく感じたため生後2日目としました。この日何度も見ていた場所に突然現れたため、上流から流れてきた可能性がありました。コf母が突然飛び去り、ヒナは鳴き続けていました。ずっと鳴き続けるヒナの姿が見られ、その後コf母が戻ってくると、鳴き止みました。
その他の観察
雨が降っていました。
鯉の背中が確認され、雨の中でも動き続けていました。
Of2とEf6が喧嘩していました。
カワウとカルガモが一緒にいる姿が見られました。左にカルマルコンビ、右にOf2の親子がいました。
Yf3とOf2が喧嘩していました。
寝ている子カモたちが4羽見られ、マル顔が気になりましたが、組は特定できませんでした。
Lf4-38の親子が寝ていました。
イf4-44の親子も確認され、4羽全ていました。
今日の観察では、新しい2組(ケf2とコf3)が登場し、迷子のヒナが奇跡的に他の親子に受け入れられる「ヒナ混ぜ」の瞬間を捉えることができました。特に、最後に嬉しい出来事が続いたことは、この波乱に満ちた一日の疲れを癒してくれるようでした。しかし、ヒナが捕食されるシーンが2回も映ってしまい(撮影時は瞬間的すぎてよく分からなかったのですが)、その厳しさを改めて感じました。キfのヒナが次々と減っていき、キf母が来たのにすれ違いで合流できない場面は、見ていて辛いものでした。個人的には、最初のOf母を間違えて突撃して無事だったシーンも印象的でした。新しい親子が3日連続で現れたことで、上流のエリアまで見に行けなくなってきたことが少し残念です。Ef6の親子との旅立ちに出会えたのも、感慨深い出来事でした。
超望遠コンデジで撮影した、カルガモ親子や野鳥、身近な生き物の観察記録です。
自分用のメモとして、撮影データをほぼ無編集で公開しています。
撮影日に順番通りに投稿しており、後から振り返る際の資料や、その日の出来事の記録として活用しています。
編集は最小限のため、見づらい場面があるかもしれませんがご了承ください。
自然音の環境映像としてもお楽しみいただけます。
※営巣場所など一部の内容は省略しています。
※速報はメンバーシップ特典として提供。一般公開は一定期間後になります。
📷 カメラ:Nikon P950(主に使用)、P1000・P900(雨天など)
🔗【BGMなし観察映像】
https://www.youtube.com/playlist?list=...
🔗【本編編集版】
https://www.youtube.com/playlist?list=...
使ってるコンデジ!!めっちゃズームできます。鳥モードがあって初心者にオススメ★ 動画はこのカメラ(NikonP950)での動画撮影のサンプルとしてもどうぞ。4K撮影もできるよ。 ただ、写真はやっぱりすごいカメラもってる人に聞いてみるとやっぱりイマイチらしいです💦 私は凄く気に入ってるので壊れた機会に新機種のP1100も買ったのだけど… やっぱこっちのほうが使いやすいのでP950の2台目買いました。 |



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