Duck Family 0717F🦆母カモを無視して滝行する雛。無謀過ぎる引っ越し失敗での不思議な行動
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いつも「身近な生き物語」の動画をご覧いただき、ありがとうございます!本日は、YouTubeに最新動画「Duck Family 0717F🦆母カモを無視して滝行する雛。無謀過ぎる引っ越し失敗での不思議な行動」を公開いたしました。今日の観察では、母カモの無謀な引っ越しに翻弄されつつも、ヒナたちが自ら滝のような水の流れに打たれる「滝行」のような不思議な行動を見せる場面を記録することができました。彼らのたくましくも愛らしい一日の様子をぜひご覧ください。
この動画も、撮影データをほぼそのまま使用した未編集の観察記録としてお届けします。生き物たちの、ありのままの姿をぜひじっくりとご覧ください。
カモの記号(Duck Family Code)について
動画で登場する「カf1-17」のような記号は、カモの親子を識別するために私が独自に使用しているコードです。
カ: お母さんガモの識別記号
1: ヒナの数
17: 撮影日時点でのヒナの生後日数
したがって、「カf1-17」は「2025年生まれ、生後17日のヒナが1羽いるカ組のお母さんガモの家族」という意味になります。
カルガモの世界:子育ての葛藤と予測不能な成長
カルガモのヒナたちは、親鳥に導かれながらも、時に自らの好奇心や行動で親を困惑させるような一面を見せることがあります。特に、急な移動や難所への挑戦は、親カモにとって大きな負担となりますが、ヒナたちはその中でたくましく成長していきます。水門のような場所でのユニークな行動は、彼らの柔軟な適応能力と、時に見せる無邪気な好奇心を示しています。
2025年7月17日の記録:それぞれの家族が織りなす物語
この日は、昨日様々な出来事があったため、水門下から下流に向かってカルガモ親子を探すことから始めました。幼い親子は見つけられず、ようやく見つけたカモ親子が今回の観察の始まりとなりました。
カf1(生後17日目):無事に確認!
まず、カf母カモを発見。その後にヒナのカf1も茂みに隠れがちでしたが、無事に確認できました。この後、下流側も確認しましたが、他のカモ親子は見当たらなかったため、昨日見つけた幼い親子が集中しているエリアを念入りに探すことにしました。カf1のヒナが出てこなくて、母カモが困っているような場面も見られました。
ケf2(生後6日目):無謀な引っ越しと「滝行」
小水門の上に、母カモと思われる姿が。ヒナは見当たらないものの、その仕草から無謀な引っ越しを試みているようでした。この母カモは、昨日見つけたケf母であることが判明。ケfは昨日の増水中に川の上流から現れたため、もともとこの上で暮らしていた可能性が高いと考えられます。粘って探した結果、ヒナをようやく発見!しかし、ヒナは2羽しかいませんでした(もともと2羽ですが、昨日はヒナ混ぜで3羽に増えていました)。ヒナたちは母カモから離れていくような行動を見せ、まるでボイコットしているかのようでした。
母カモの奮闘とヒナの行動: 母カモは水門の上で動かず、ヒナの姿が見えない状況が続きましたが、ようやく母カモが下に降りてきました。しかし、すぐにヒナの元へは行かず、その場に留まりました。この水門チャレンジは、おそらく昨日から何度も行われており、ヒナは完全に登る気をなくしているようでした。
ヒナの捕食!: 大きめのトンボがヒナに捕食されるという意外な場面がありました。黒と黄色のシマシマ模様のトンボで、羽化したばかりだったのかもしれません。羽化したばかりの虫が捕食されるのは切ないと感じられました。
親子の合流: ヒナが鳴き始めると、ようやく母カモが下に降りてきました。親子がようやく揃い、すぐに茂みの中へ入っていきました。昨日のキfヒナ混ぜが継続していないのは残念でしたが、親子の合流は見られて良かったです。
不思議な水浴びと「滝行」: ケf2が再び水門に来ていました。ヒナたちは降りたがっているようでした。ヒナが背伸びをするような仕草で水を浴びる、不思議な水浴びが見られました。水しぶきが芸術的でした。ケf母はまだ水門の上に行きたがっている様子で、諦めが悪いようでした。ヒナが自ら下へ降りていく行動も見られました。ケf母はまさかの滝の裏に入り込み、ヒナも頑張って母の方へ向かっていきました。その後、母カモが滝上に飛び、また長時間かかるかと思われました。ヒナは滝の裏に入ってしまい、出てくるところは見えませんでした。母は降りる気がなく、ヒナは登る気がなさそうでした。
母カモ、まさかの昼寝!: なんと、母カモが寝てしまいました。ヒナたちはスプラッシュしながら遊び、楽しかったのか兄弟で水を浴びていました。そして、滝行のような光景が!これは一体何をしているのかと驚くほど珍しい絵面で、撮影を続けました。ヒナは壁沿いで見えなくなり、そのまま諦めることになりました。この日の最初に親子と出会った時も、このような状況だったのかもしれないと感じました。
Of2(生後46日目):堰上へ
Of2-46の親子は、堰上に登れていました。Of母は寝ている他のカモを威嚇する場面が見られました。
Tf8(生後41日目):堰登りと他の親子との交流
遠目にTf8の親子が見え、堰を登れたことが確認されました。Tf8が寝ているかと思いきや、Of2も一緒に寝ていたことに驚きました。昨日喧嘩していた2組でしたが、Of母は威嚇する印象がある一方で、他のカモの近くにいることも多く、不思議な関係性でした。その後、Tf8は8羽全て揃っていることが確認され、大きく成長していました。カモがいっぱいいる中で、Tf8とイf4が喧嘩になる場面もあり、一瞬Af組かと驚きました。Tf8は出発しましたが、また茂みへ入っていきました。
イf4(生後45日目):お昼寝中の姿
イf4-45の親子がお昼寝をしていました。昨日ここで寝ていた子カモ4はイf組で確定し、よく見るとイf組もマルガモ系であることに気づきました(最近まではマガモっぽいCfとOfが目立っていたため気づきませんでした)。カモがたくさんいる中で、イf4とTf8が喧嘩になる場面も見られました。
Cf3(生後66日目):若3兄弟
多分、Cf3の若3兄弟(生後66日目)が確認されました。母カモは見当たりませんでした。
Lf4(生後49日目):出発の様子
Lf4の親子も確認され、出発しそうな様子をまったりと眺めていました。
スズメ親子:巣材集め
スズメ親子が確認されました。親鳥はカモの羽を集めており、幼鳥は餌をねだっていたものの、もらえませんでした。子が居るのに巣材を集めている様子から、次の子も生まれるのかもしれないと感じられました。その後も別の羽を集めに来ていました。イf4にLf4が接近する場面もあり、母同士は互いを意識し合っているようでした。個人的にはスズメ親子の巣材集めも見たかったのですが、葛藤しながらカルガモの観察を続けました。
アオサギ:強風の中
強風の稲の中にアオサギがいるのが確認されました。
今日の観察では、水門下のUf1の姿は見られず、もしかしたら登って戻ったのかもしれないと感じました。昨日魚に捕食されたヒナがいたキf組は見つけられず、奇跡のヒナ混ぜが成功したケf組も元の2羽に戻っていました。昨日出会ったばかりの幼い親子、コf組も出会えず残念でした。ケf2の親子が水門を登ろうとする仕草を見せ、ヒナが自ら水に打たれに行くような「滝行」のような行動を見せたことには驚きでした。まるで飼っていたサザナミインコが水道の水で水浴びをする姿を思い出すようでした。上流組のカルガモたちも気になりますが、気になる親子が多すぎて全てを確認できないのがジレンマです。
超望遠コンデジで撮影した、カルガモ親子や野鳥、身近な生き物の観察記録です。
自分用のメモとして、撮影データをほぼ無編集で公開しています。
撮影日に順番通りに投稿しており、後から振り返る際の資料や、その日の出来事の記録として活用しています。
編集は最小限のため、見づらい場面があるかもしれませんがご了承ください。
自然音の環境映像としてもお楽しみいただけます。
※営巣場所など一部の内容は省略しています。
※速報はメンバーシップ特典として提供。一般公開は一定期間後になります。
📷 カメラ:Nikon P950(主に使用)、P1000・P900(雨天など)
🔗【BGMなし観察映像】
https://www.youtube.com/playlist?list=...
🔗【本編編集版】
https://www.youtube.com/playlist?list=...
使ってるコンデジ!!めっちゃズームできます。鳥モードがあって初心者にオススメ★ 動画はこのカメラ(NikonP950)での動画撮影のサンプルとしてもどうぞ。4K撮影もできるよ。 ただ、写真はやっぱりすごいカメラもってる人に聞いてみるとやっぱりイマイチらしいです💦 私は凄く気に入ってるので壊れた機会に新機種のP1100も買ったのだけど… やっぱこっちのほうが使いやすいのでP950の2台目買いました。 |



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