Duck Family 0622F🦆カモ親子🐤引っ越せない雛が1羽置き去り、母カモ戻らない。子カモが混ざっても分からなくなった母。| Wildlife Documentary
カモ親子の日常:孤立したヒナ、意外な再会、そして子ガモたちの交流
YouTubeチャンネル「Duck Family」では、今日もカルガモたちのありのままの姿をお届けします。最新動画「Duck Family 0622F🦆カモ親子🐤池に8羽生まれたが残り1羽に。また生まれた。暑すぎて寝床を変える。| Wildlife Documentary」では、孤軍奮闘するヒナの姿、そしてカモ親子たちの間に起こる微笑ましい交流を記録しました。
この動画も、いつものように未編集の観察記録です。自然の厳しさ、そしてカモ親子の懸命な姿を、ぜひご覧ください。
カモの記号(Duck Family Code)について
動画に登場する「Vf1-10」のような記号。これはカモ親子を識別するためのものです。
- V: 母ガモの識別記号
- 1: ヒナの数
- f: 生まれた年(2025年)
- -10: 撮影時点でのヒナの生後日数
つまり、「Vf1-10」は、「2025年生まれ、生後10日のヒナが1羽いるV組の母ガモの家族」という意味になります。
カルガモの子育て:厳しい現実と希望
カルガモ(Anas zonorhyncha)は、日本で非常に身近なカモの一種です。彼らは通常、水辺の茂みの中に巣を作り、多くの卵を産みます。ヒナたちは孵化後すぐに活動できますが、その小さな体は多くの危険に晒されます。カラスやヘビといった天敵に加え、人間活動による環境の変化も、彼らにとっては大きなストレスとなります。
特に、池のような限られた空間では、ヒナの生存率はさらに厳しくなることがあります。育児放棄や、親子が離れてしまうケースも少なくありません。しかし、中には親がいなくても生き延びようとするヒナもおり、その姿は私たちに希望を与えてくれます。
6月22日の記録:懸命な孤立と賑やかな交流
6月22日の朝、観察者は池にいると予想されるVf1と、行方不明のWf2の捜索をメインに観察を始めました。
観察記録より:
- Vf1、健在! 予想通り、池でVf1-10(生後10日目)が確認されました!このヒナは母ガモが不在の中、たった1羽で池をさまよい続けていました。鳴き声は聞かれず、ひたすら動き続ける姿は、その生命力の強さを感じさせます。過去に育児放棄されたヒナが全滅した例もある中、このVf1がどこまで生き延びられるのか、引き続き見守りが必要です。
- 池への不法侵入? 観察者が池を訪れると、許可なく池に入っている人物に遭遇。池に入る日が決まっていることを伝えたところ、相手は理解を示しましたが、この日を含めVf1が生まれてから3度も人が池に入ったことになり、ヒナにとって過酷な状況が続いていることが伺えます。
- バンの親子の成長: 池には、**バン親子(33日目)**も元気に活動していました。
- カモ親子たちの集合と交流:
- 川では、Df5-36とGf7-38の2組が隣り合って昼寝をしていました。前日にヒナが混ざりかけたこともあり、観察者は両親とヒナたちの識別を注意深く行いました。実際にこの後、Gf7にDfのヒナ2羽が合流し、一時的にGfが9羽に増える場面も!最終的には元の組に戻りましたが、親ガモ同士が威嚇し合い、ヒナ同士が喧嘩する様子も記録され、カモたちの社会性の複雑さが垣間見えました。
- Pf2-21、Xf5-12、Ef6-35といった他のカモ親子も次々と発見され、それぞれの場所で休息したり、活動したりしていました。
- Af13-44、Lf4-23、Cf3-41、そして以前に育児放棄されたDf捨4-34の4羽も無事に確認され、それぞれの日陰で休息したり、餌を探したりしていました。特にDf捨4の無事を確認できたことは、観察者にとって大きな喜びでした。
- 暑さ対策の寝床探し: 多くのカモ親子が日差しの強い中、日陰の茂みや橋の下など、涼しい場所を選んで昼寝をする姿が見られました。これは、猛暑から身を守るための重要な行動であり、自然界の知恵を感じさせます。
- 予想外の遭遇: 探していたカモ親子とは別に、カワセミやカラスといった他の野鳥の姿も多く見られ、自然の豊かさを改めて感じさせました。
観察者の想い:希望と課題
この日の観察は、安堵と喜び、そして継続する課題を浮き彫りにしました。
観察記録より:
- 「池のVf1は昨日から母見ず彷徨い続けている。引っ越しで置いていかれたパターンはあるが、引っ越せず育児放棄は悲しい。(中略)もしかしたら母カモ戻るかもしれないので今後も様子をみてみます。」
- 「川の方があまり見れないでいるのでもどかしいところ。GfとDfのが昨日から距離が近く、子カモが混ざりがちなのも気になります。」
池で生まれた7組の親子のうち、1組は全滅、2組は行方不明という厳しい状況が続く一方で、Vf1のような孤立したヒナが生き延びていること、そしてDf捨4の無事が確認できたことは、大きな希望です。カルガモたちの物語は、喜びと悲しみ、そして自然の厳しさと生命の輝きに満ちています。
今後も、彼らの日常を記録し、その生態と魅力を発信し続けていきます。
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超望遠コンデジで撮影した、カルガモ親子や野鳥、身近な生き物の観察記録です。
自分用のメモとして、撮影データをほぼ無編集で公開しています。
撮影日に順番通りに投稿しており、後から振り返る際の資料や、その日の出来事の記録として活用しています。
編集は最小限のため、見づらい場面があるかもしれませんがご了承ください。
自然音の環境映像としてもお楽しみいただけます。
※営巣場所など一部の内容は省略しています。
※速報はメンバーシップ特典として提供。一般公開は一定期間後になります。
📷 カメラ:Nikon P950(主に使用)、P1000・P900(雨天など)
🔗【BGMなし観察映像】
https://www.youtube.com/playlist?list=...
🔗【本編編集版】
https://www.youtube.com/playlist?list=...
使ってるコンデジ!!めっちゃズームできます。鳥モードがあって初心者にオススメ★ 動画はこのカメラ(NikonP950)での動画撮影のサンプルとしてもどうぞ。4K撮影もできるよ。 ただ、写真はやっぱりすごいカメラもってる人に聞いてみるとやっぱりイマイチらしいです💦 私は凄く気に入ってるので壊れた機会に新機種のP1100も買ったのだけど… やっぱこっちのほうが使いやすいのでP950の2台目買いました。 |
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