恐怖!オーストラリアの毒グモ...

友人のfecebookにてオーストラリアの毒蜘蛛に関する書き込みがあったので、少し検索してみた。
フェアネルウェヴスパイダーというのが怖いらしい。こいつは「シドニーファンネルウェブ」とよばれているらしくて「シドニー」の名を冠するほとどなので特にシドニーに行く人は気をつけてほしい。あとは文章の中に、日本でも帰化して有名になったセアカコケグモも入っているのでどうやらコケグモ系統も生息しているよう・・・セアカコケグモは凄く美しい赤と黒の模様があるので区別はつきやすいはず。また日本語のサイトでも情報は手に入りやすいので少し調べておくといいかと思います。
全ての生き物にいえる事だけれど、こちらから刺激しなければめったに教われる事はないはずなので、落ちついて対処してください。また、万が一噛まれた場合は病院に行く様に!




以下引用http://www.angling-australia.com/topic/wildlife/dangerouscreatures/spiders.html
【 オーストラリアの危険な生き物達 ~ スパイダー(クモ) 】
■ 接触率が一番高い危険な生き物
人間が普段生活をする範囲内で出会う一番可能性の高い危険な生き物と言えば毒クモ。オーストラリアにはさまざまな毒クモが生息している。
自分の知人にも毒クモに噛まれた人がいる。ものすごい痛みだそうだ。毒クモに噛まれる人がオーストラリアには一番多いとも聞く。
毒性が強いものからそうではないものまでいろいろといるみたいだが、その中でもシドニーを中心とした範囲に生息するファネルウェブスパイダー(Funnel-web Spiders)はとても有名だ。
この毒クモは森の中にある倒木や岩の陰などに巣を張るのだが、シドニーなど都市部にも生息している。家の庭先、トイレ、階段、そして外に置いた靴の中にだって入り込む。
古いデータだが実は1927年以来このシドニーファネルウェブスパイダーに噛まれて14人の方が亡くなっている。この毒クモの紹介の中にオーストラリアの中で最も恐ろしい生き物はこの毒クモとも紹介されている。
理由は人間の生活圏の中にいるからだろう。彼等も環境破壊が作り出した犠牲者なのかも知れないがエサを求めて家の近くや中に入り込んでくるのはとても怖いものだ。
また同じ種類のクモはシドニーだけでなく、クィーンズランド州南部であるブリスベン、ゴールドコーストからニューサウスウェールズ州、メルボルンがあるビ クトリア州、タスマニア、アデレード辺りのサウスオーストラリア州まで生息していると言われている。
次は、日本で一時期ニュースに取り上げられたレッドバックスパイダー(Red-back Spider:セアカゴケグモ)だ。この毒クモはオーストラリア全土に生息している。そして一番やっかいなのは人間が訪れそうな所どこにでもいる可能性が あるからだ。トイレの便座の近く、特に公衆トイレを使用する際はこのクモがいないか気をつけよう。そして公園のベンチに座る時なども気をつけよう。
知人はこのセアカゴケグモではないがベンチに座っていて毒クモに噛まれた。いろんな影になる場所にはこれらの毒クモが巣を張っているので気をつけよう。
サメでもワニでもヘビでもハチでもなくこのクモが出会う確率が一番高い。上記にあげた毒クモ以外にもまだ幾つかの毒クモはいるので、トイレ、ベンチ、外に出した靴、冷蔵庫の後ろに物が落ちたからといって無暗に手を突っ込まないなど、気をつけよう。
■ 毒クモに噛まれた場合の対処方法
毒蛇に噛まれた場合と同様な迅速な処置をとろう。またセアカゴケグモに噛まれた場合は氷で患部を冷やすのも良いと言われている。何より応急処置と病院に行 く事だ。ファネルウェブスパイダーに例え運悪く噛まれても病院に行けば血清があるので処置を正しくすれば死ぬ事はない。
毒クモはこれも当たり前の事だが人間が彼等にちょっかいを出さなければ噛み付いたりしない。人間など敵が近づくとファネルウェブスパイダーは大きな体をよ り大きく見せる為に前足をあげて威嚇する。クモを見かけたら外の場合何もしないことだ。家の中をうろちょろされたら困るのでその時はスプレーなどで退治し ておこう。
ベンチやトイレなどで彼等に噛まれるのは人間は知らず知らず彼等の生活圏、つまり巣の近くに近寄り彼等を脅かしているからだ。例えばベンチなどに座ってラ ブラブを振りまいているカップル達は、足をぶらぶらさせたり、ベンチの下に入れたり、彼等の前でそんなことをしていれば彼等も警戒心を強めそして怒ってい るはずだ。周りの人間も目のやり場に困るだけでなく毒クモ達だってそんな周りが見えなくなっている彼等に辟易しているはず。か、どうかは分からないが、身 の危険を感じる距離に足が近づいた時、噛み付く。
私達は殺虫剤をばら撒いて彼等を殺すことだけで良いのだろうか。ペストコントロールと呼ばれるものがオーストラリアにはあるが害虫と呼ばれるものを駆除し ている。確かに生活圏内にそういった毒クモがいることは怖い事だがそれでも外に出た時、つまり自然の中におじゃまする時くらいは前もってそういった知識の 元に行動をしたいものだ。
オーストラリアの隅から隅まで殺虫剤を持って毒クモを殺して行く人はいないが、そういう気持ちを抱くよりもまず子供達にもクモを見かけたら触らない足で踏もうとしない事を教えて行く事の方が大事なのではないだろうか。
クモがいなくなればどういう世界が待っているのだろう。想像して見よう。
毒があってもなくてもクモ達が普段生きて行く為に捕食しているものは何だろうか。
蚊や蝿、ダニ、ノミ。
危険な生き物と言いながら私達人間は彼等に助けられて生きている部分だって実はある。
2004.04.24 Mantaray


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